HiProで副業を始める

HiProBiz(パイプロビズ)の注意点を紹介|契約・利用料・登録方法など

HiProBiz(パイプロビズ)はパーソルキャリア株式会社(旧:インテリジェンス)が運営し、2万人以上のビジネスパーソンが登録している、個人の能力・専門性と企業の課題をマッチングするサービスです。
経営、研究、DX、法務など多様な分野で、副業、業務委託の案件を紹介しています。

これからの時代を生き抜くビジネスパーソンにおすすめしていますが、利用する場合のリスクや注意点が気になる人もいるでしょう。
そのような人向けに、HiProBiz(パイプロビズ)を利用する際の注意点点を紹介します。

キャリアを考える人は、これらのチャンスもあります!

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HiProBiz(パイプロビズ)は業務委託契約

契約の内容と注意点を紹介します。

プロ人材はHiProBizの運営会社と業務委託契約を結ぶ

HiProBizサイトより

HiProBizを使い働く専門家は、HiProBiz運営会社と委託契約を結びます。
つまり自分が受ける仕事を依頼している会社と直生契約するわけではありません。
業務の計画や実施の報告もHiProBiz運営会社にすることになります。

業務委託契約とは

業務委託契約とは企業などの仕事の一部を委託するときに結ぶ契約です。
アルバイトや新卒や中途で会社に勤める「雇用契約」とは別のものです。
また、直接仕事を請け負う会社と契約無しに仕事をする点では「派遣契約」に似ていますが、業務を行う指示を受けない点や、報酬が労働時間でなく、成果に支払われる点で違いがあります。

業務委託契約と雇用契約、派遣契約の違い

以下はわかりやすいように労働の契約を表にまとめました。
あくまで一般論であり、契約内容によって異なる場合もあります。

比較項目業務委託契約雇用契約派遣契約
契約の種類成果物を提供する契約労働力提供の契約労働力提供の契約であり、三者間の契約
報酬の基準成果に基づく時間や業績に基づく時間に基づく
労働時間の管理自由(指定なし)雇用者が管理派遣先企業が管理
作業場所の指定自由に選べる雇用者によって指定される派遣先企業が指定
指揮命令の有無なし(自己管理)あり(雇用者の指示の下で働く)あり(派遣先の指示の下で働く)
契約期間プロジェクト単位または固定期間固定期間または無期限固定期間(派遣期間に限定)
成果物の提出必要不要不要
社会保険の適用自己負担(任意加入)雇用者負担(強制加入)雇用者負担(強制加入)
リスクの負担個人がほぼ全てのリスクを負担雇用者がリスクを大部分負担派遣元企業がリスクを負担
契約解除条件比較的自由(成果が得られない場合等)法律で厳しく規制されている派遣元との契約に依存
作者作成

HiProBizを使う場合に結ぶ業務委託契約は自由度が高いですが、しっかり成果への責任を個人で負わなければなりません。
また、依頼側の企業から考えると、契約期間が自由であり、社会保障の負担もないためにリスクが低いです。

業務委託契約を結ぶ個人は一般的には他の契約よりリスクが高いかもしれませんが、その分高い報酬がもらえリターンも高くなリマス。

副業としてHiProBiz(パイプロビズ)を使うには就業規則をチェック

企業などに勤めながら利用する場合の注意点です。

勤め先の就業規則で副業を禁止されているかは要チェック

勤務先の就業規則で副業を禁止されいるかどうかは必ずチェックをしておきましょう。
副業禁止の場合には、就業規則に違反していることになります。

公務員の人は国家公務員法や地方公務員法で副業が禁止されているので要注意です。

それでも副業の収入が魅力的な人は多いと思います。
このブログでは副業がバレない方法やバレたらどうなるかの考察をしています。
下記を見てください。

スポットコンサルはバレるのか? バレない方法と、会社に知られるとどうなるのかを紹介

ビザスク、ミーミルなどの副業は会社にバレるのか? 副業を隠すための対策を紹介

スポットコンサルについてですが基本的に考え方は同じです。

副業可能でも、守秘義務や背任行為に注意

就業規則で副業が可能でも、守秘義務違反や、背任行為には注意しましょう。

例えば過去の勤め先、今の勤め先、別の副業案件で得た重用な情報を漏らさないようにしましょう。
また、同業他社の案件を受け、関係のある組織に不利益を与えないようにしましょう。

今までのキャリアと近い環境では、労力も少なく活躍ができ高収入を得られる気もしますが最悪の場合には損害賠償や懲役もありうるので十分注意しましょう。
ちなみに、これらは依頼主にも不利益が及ぶので厳しくチェックされます。

HiProBiz(パイプロビズ)は利用料無料

利用料無料で使え、同じブランドの別サービスもOK

HiProBizにプロ人材として登録し、仕事を受託するのは無料です。
プロ人材は個人として、登録し企業の仕事を請け負う人です。
仕事を依頼する側の企業は利用料がかかります。

また登録も無料です。
マイページの機能も使えますし、同じブランドの各サービス(Biz / Tech /Direct)で情報を共有し、より自分に合った案件を探すことができます。

スポットコンサルもできるHiPro Bizの料金について|企業の手数料と個人の報酬

HiProBiz(パイプロビズ)の年齢制限

成人ならOK

成人(18歳以上)ならば使えます。
ただし依頼主は業務経験を重視するので業務が受託できる可能性は低そうです。

海外在住の人はHiProBiz(パイプロビズ)の利用は不可

利用者は日本国内在住者のみ

HiProBizのヘルプページよると利用者は日本国内在住の方となっています。

作者個人の意見ですが、こちらはやや含みがあるなと思っています。
日本の住所を維持しながら海外の駐在をしている人や、海外出張が多く一年の3分の2くらいを海外で過ごしている人が利用対象になるかはわかりませんでした。

依頼主にはそのような人達に仕事を任せたいというニーズはありそうです。
迷っている人は問い合わせをしてみるといいでしょう。

まとめ|HiProBiz(パイプロビズ)の注意点

HiProBizの注意点を解説しました。

多くの会社員が今までしていたであろう「雇用契約と違う契約をする」という点が重要です。
それ故に、仕事の仕方や責任の所在、ステークホルダーが変わってくるからです。

この記事の全体的に、リスクが高めの印象を与えたかもしれませんが、その分リターンは確実に高いです。
報酬はもちろん、主体性が磨かれたり、自分の力を直接的に市場に出し評価されるのは会社勤めではまずない経験になるでしょう。

正しくリスクを管理して、ぜひHiProBizを利用してみてください。

詳細、利用登録はこちらから。

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