上級役職者の副業について解説します。
会社の経営を任されたり、部門長である人達も副業はできます。
しかし、忙しさや効率を考えた上で実施しなくては副業のメリットが低くなります。
上級役職者の副業の悩みを紹介し、適した副業についても考えてみます。
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上級役職者とは部長・幹部・経営層のこと
上級役職者とは、企業の中核を担う部長、幹部、経営層、取締役などを指します。
これらのポジションにある人々は、企業の戦略立案や組織運営、ビジネスの方向性を定める重要な役割を果たしています。
いわゆる決裁権を持っており、ハンコで承認を出せるイメージです。
その意思決定により会社の経営に寄与し、組織の舵取りをしていくポジションになります。
上級役職者(部長・幹部・経営層)が副業を考える悩み
日本の企業の多くはサラリーマンの延長で上級役職者になります。
故にその悩みもサラリーマンと近いものになります。
プライベートで出費が多く副業を考えるきっかけに
上級役職者はしばしば、生活水準の維持や子どもの教育費など、プライベートでの出費が多くなりがちです。
家や車など何かしらのローンを抱えている場合がありますし、子供がいる場合は高校生や大学生になっているので高い教育費がかかります。
さらに、上級役職者として格好悪い生活はできないということで、飲食や衣服、趣味などが高額な出府になりがちです。
彼らの収入は一見して高いように見えますが、実情はカツカツなんて話はよく聞きます。
他にも、会社では偉い人が家ではパートナーに財布を握られていて自由にお金を使えないといった話もよく聞きます。
このため、副業で収入を得ようと考える人が多くなります。
副業をやるのは問題ない
上級役職者も副業をすること自体は、普通の会社員と同じで特別な問題はありません。
雇用の規則で縛られていなければできるでしょう。
部長・幹部・経営層は子会社や関連会社の経営層を任されることもあるので、規則としては会社員よりはゆるいかもしれません。
さらに最近は政府の副業推進の方針や、社外取締役の採用を進めていることなどもあり以前よりは認めらやすくもなているはずです。
仕事が忙しく時間が限られている
しかし、なかなか副業が始められません。
多忙を極める上級役職者にとって、副業に当てる時間を確保するのが難しいからです。
本業に加えて家族と過ごす時間や、新しい知識を得る自己啓発が欠かせない人も多いでしょう。
自社以外のことに注力しにくい雰囲気がある
企業文化によっては、自社の業務以外に時間を費やすことに対して否定的な雰囲気がある場合があります。
特に上級役職者の場合、その思想や行動は社内に大きな影響を与えます。
副業をしている事が知られると、組織の士気を下げたり、悪い噂がたちさらなる出世の妨げになる可能性もあります。
「うちの部のトップは、仕事もせずに自分の金儲けの副業にかまけている」なんて言うような噂がでるのは考えられることです。
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上級役職者(部長・幹部・経営層)に適した副業はなにか
そのような悩みがある中で、上級役職者に適した副業を考えます。
時間が確保しやすく、時間単価が高い副業
上級役職者に適した副業は、時間に融通が効き、更に時間単価が高いものです。
時間が取れない状況なので、短い時間で高い収入をあげる必要が出てきます。
実働時間が短く、準備時間は融通が効くといった形でも良いでしょう。
例えばセミナーでの登壇や講演などはこれに当たります。
夕食後の時間を使い準備を重ね、実際の発表は1時間ほど、などという時間の使い方です。
今までの経験を活かせる副業
長年蓄積してきた専門知識や経験を活かせる副業の方がいいでしょう。
その方がコストと手間が少なくなりますし、何より優位性を持って始める事ができます。
例えば、You Tubeが流行っているし、これからもこの勢いは続くと予測されるので動画編集を学んで副業にしようというのは上級役職者にとっては悪手です。
忙しい中で新しい知識や技術を獲得するのは困難です。
さらに、ライバルが「貪欲で時間も取れ、知識の吸収も早く楽しんでいる20代」になります。
ビジネスの経験や知識があれど、こういう相手と戦って勝てる見込みは非常に少ないでしょう。
ビジネス課題解決をサポートするアドバイザーやコーチング、メンタリングなどのほうが適しています。
立場としてはコンサルタント、アドバイザー、顧問といったところでしょう。
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コンサル・アドバイザー・顧問という副業
コンサルタント、アドバイザー、顧問は上級役職者に向いてはいますが、簡単になれるものではありません。
それらに関しては未経験なので具体的な仕事内容や、報酬などもわからない事が多いでしょう。
そのきっかけにはスポットコンサルが使えるかもしれません。
自分の知識がどのような形で役に立つかを知るきっかけになります。
自分ができるかどうかを試してみる上でも使えるでしょう。
自らの知識と経験を活かして、他の企業や業界に影響を与え、新たな価値を生み出す機会となれば、自己成長の機会にも繋がります。
その後実際にコンサルタント、アドバイザー、顧問になりたい人はマッチングサービスを使い更に案件を探すことができるようになります。
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まとめ
上級役職者である、部長・幹部・経営層の副業について紹介しました。
副業をやること自体は現在の就業契約で禁止されていなければ問題ないです。
その上で自分の現状と照らし合わせて副業を選択することが大事です。
スポットコンサルティングを行うことは、おすすめです。
時間的制約がある中でも、自分の専門知識を活かし、影響力を拡大できる機会を提供するからです。
自らのキャリアを豊かにするだけでなく、社会全体に対しても貢献できる有意義な働き方になるかもしれません。
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