アーチーズ株式会社(arches)から届くエキスパートインタビュー依頼は本当に信頼できるのか?
ネット上では「怪しい」「詐欺では」という声も散見されますが、その背景には何があるのでしょうか。
本記事では、東大卒・元商社マンの加藤洋気氏が創業した同社の事業背景と理念を紐解き、エキスパートインタビューサービスがどのように作られたかに迫っていきます。
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エキスパートインタビューを送ってきたアーチーズ(arches)という会社
SNSやメールでアーチーズ(arches)という会社がから「エキスパートインタビュー」への参加依頼が良く来るという声を聞きます。
多くの方が「アーチーズ株式会社とは何か」「このサービスは本当に信頼できるのか」といった疑問を抱くことでしょう。
ネット検索では「怪しい」「詐欺なのでは」という懸念の声も見られますが、こうした不安の多くは、単に情報不足から生じているものかもしれません。
本記事では、アーチーズを詳しくするために、の創業者である加藤洋気氏の経歴や創業ストーリーを見てみます。
創業者加藤洋気氏の経歴:東大卒のエリートが選んだ起業への道
アーチーズ株式会社の創業者兼CEOである加藤洋気氏は、エリート街道を歩んできた人物です。
彼のキャリアは、単なる偶然から始まったものではなく、明確なビジョンに基づいた選択の連続でした。
加藤洋気氏のキャリアパス:
- 東京大学卒業
- 住友商事入社(エネルギー部門で新規事業開発担当)
- YCP(現在はマザーズ上場企業)へ転職
- ベトナムオフィスの立ち上げ責任者として現地へ
- アーチーズ株式会社を創業
加藤氏は1989年生まれ。
官僚の父と商社勤めの母の家庭環境で育ち、幼少期から「日本の産業はどうあるべきか」「日本企業の海外進出はどう進めるべきか」といった議論に触れてきました。
このバックグラウンドが、彼の「Made in Japanを世界へ」という強い信念を形成しました。
転機となった経験:ベトナムでの気づきから事業創造へ
加藤氏は住友商事在籍中、「大きい組織で自分が大きくなるより、小さい組織を自分で大きくした方が世界へ影響を与えていくには早い」との考えから、約3年で退社。
YCPに転職しました。
YCPでの重要な転機は、ベトナムオフィスの立ち上げでした。東南アジアの活気あるマーケットに魅了された加藤氏ですが、同時に「正しい情報にアクセスしにくい」という現地での課題も肌で感じていました。
「本当の情報がわからないと会社の分析や対象資料の分析ができない。これが日常茶飯事です。日本企業や海外企業が世界のマーケットに進出する時にもっと情報収集ができる仕組みがあると、もっともっと伸びていくマーケットの成長を取り込めるものがある。」
東大卒・元商社マンが東南アジアで起業した理由
この気づきが、アーチーズ株式会社創業の原点となりました。
単なる「儲かりそうだから」というビジネス動機ではなく、実際のビジネス上の課題から生まれた解決策だったのです。
エキスパートインタビューサービスの本質:情報格差を解消するプラットフォーム
アーチーズが提供するエキスパートインタビューサービスは、この情報アクセスの課題を解決するためのプラットフォームです。
加藤氏はそのビジョンをこう語ります:
「私たちアーチーズは、知識の民主化・シェアリングを通して、もっともっと楽しい世界に、一人一人が豊かな人生を歩める世界を目指していきたいと思っています。人類が発展しただけでなく、優秀であるのは、知恵を溜めることができ、それを周りにシェアしていくことができるからです。」
東大卒・元商社マンが東南アジアで起業した理由
加藤氏は、シェアリングエコノミーの概念を「知識」という無形資産にまで拡張し、特にアジア市場において「知の羅針盤」となることを目指しています。
事業の正当性を示す客観的事実
アーチーズの事業が一定の客観的評価を得ていることを示す事実として、2021年12月に第三者割当増資により1億8000万円の資金調達を完了している点が挙げられます(累計調達額は2億3000万円)。
ベンチャーキャピタルからの資金調達は、事業モデルの妥当性や成長性について専門家による一定の評価を受けたことを意味します。
また、同社はホーチミン、東京、シンガポール、上海など5拠点に事業展開しており、単なる小規模なスタートアップではなく、一定の組織基盤を有しています。
エキスパートインタビューサービスの概要と特徴
実際のサービス内容を理解することも、その信頼性を判断する上で重要です。
アーチーズのエキスパートインタビューサービスは、以下のような特徴を持っています:
- 形式: オンラインでの1時間程度のインタビュー
- 報酬: 1回20,000円〜
- 内容: 業界の一般的な情報に関して、経験に基づいた知見を提供
- 特徴: 単発での参加が可能、継続的な契約ではない
このモデルは、海外ではGLG(グローグ)やThirdBridgeなどが展開している確立されたビジネスモデルであり、日本国内でもサービスを提供する企業が増えつつあります。
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エキスパートインタビュー参加時の注意点
エキスパートインタビューへの参加を検討する際は、以下のポイントに注意することをお勧めします:
- 所属企業の規定確認 現在の所属企業の副業規定やコンプライアンスポリシーに抵触しないか確認してください。
- 情報共有の範囲 機密情報や内部情報ではなく、一般的な業界知識や専門家としての見解を共有することが基本です。
- 契約条件の確認 報酬額、支払い時期、キャンセルポリシーなど、参加条件を事前に確認しておくことが大切です。
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結論:加藤洋気氏の経歴と事業背景から見る信頼性
アーチーズ株式会社の創業者である加藤洋気氏は、東京大学卒業後に住友商事、YCPというキャリアを経て、実際のビジネス課題から生まれたビジョンに基づいて起業した経歴を持ちます。
同社は「知識の民主化」という理念のもと、エキスパートインタビューサービスを通じて、専門知識へのアクセス格差を解消することを目指しています。
資金調達実績や事業拠点の広がりなどの客観的事実からも、一定の事業基盤を有していることが確認できます。
エキスパートインタビューサービス自体も、海外では確立されたビジネスモデルであり、その必要性や有用性については一定の評価があると言えるでしょう。
最終的には、参加者自身が所属企業の規定や個人の状況に照らし合わせて判断することが重要ですが、少なくとも同社の事業背景や創業者の経歴を知ることで、「怪しい」「詐欺なのでは」といった漠然とした不安は軽減されるのではないでしょうか。
アーチーズのエキスパートインタビューサービスは、正当なビジネスモデルに基づいた、知識経済の発展とともに広がりつつあるサービスの一つと考えられます。
参加を検討する際は、本記事で紹介した創業背景や事業理念を参考に、情報に基づいた判断をされることをお勧めします。
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